映画・バレエ・ミュージカルの感想をただつらつらと記録するKittyの忘備録。
基本的にネタバレです、あしからず。
コメント・TB歓迎です♪ でもSPAMが多いので承認制にさせてもらってます・・・。
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天使と悪魔
JUGEMテーマ:映画
 
原作は「ダ・ヴィンチ・コード」よりもはるかに面白かったし、ユアン様久しぶりに大作ご出演ってことで、期待高めで出陣。

映画も「ダ・ヴィンチ・コード」より全然面白かったです。
それに、ヴァチカンやローマに行きたくなった!
前からヴァチカンには興味があるんだけど、それがすごーく高まったよ。

見終わった時はわりと興奮気味だったんだけど、だんだん「これは原作とは違うって割りきりが必要」って思えてきました。
いやいやいや、映画は満足よ。映画として話もちゃんと通ってるし、映像もすごかったし、テンポも速くてハラハラ感満載。

じゃ、何が惜しかったか(←なんか私、上から目線?笑)

マクシミリアン・コーラーが出てこない。殺されたのがヴィットリアの養父じゃない。
コーラーって結構重要じゃなかったっけ? 何年も前に読んだ本なのに名前を覚えてるってことは、重要人物だったと思うんだけど。時間内におさまらないから?

最後の焼印が、イルミナティ・ダイヤモンドじゃない。
たいした問題じゃないだろうけど、本読んだ時に「すげー!」って本をくるくるまわしてたから。最後に「キター」ってインパクトがあったのに。

カメルレンゴと故・教皇の裏の設定がバッサリと切られてる。
これはイカンよ。これ省いたら、カメルレンゴがただの殺人者になっちゃってるじゃんよ。カメルレンゴが殺人にいたるまでは切ない道のりがあるのよ・・・。俳優がユアン様だから、よけいに肩入れして見てたアテクシ。

そういえば、ラングドンも空を飛ばなかったなぁ。
そして、原作よりもイイ人に描かれてるオリヴェッティにはめちゃめちゃ好意を持ちました(笑)。
とにかく映画としてはとても面白かったです。
原作を読んでない人は、映画を見てから読んだほうが楽しめるんじゃないかしら。
私もまた読み直そうと思います。

要は、原作が面白いものはアレンジされても映画として面白い。
そしてまた読み直したくなる。
そんな感じ。
映画(た行) / comments(0) / trackbacks(11)
テラビシアにかける橋


公式サイトはコチラ

これは見る年齢や、その時のストレス(?)とか環境によって感想が変わりそう。
今現在の私は、まぁなかなかやさぐれてる日々を送っているので、なかなか素直に見れませんでした。

いや、良くできてると思います。
でもなんか、ジェスとレスリーが二人だけの場所=テラビシアを作り始めるあたり。あのへんのファンタジー度というか想像力についていけんのです。

でも何度も言いますが、良くできてると思います。
テラビシアを通して、川のこちら側の現実でもジェスは少しずつ変わっていく。8年生のジャニスのテラビシアでの登場はほほえましかった!

いろいろあるけど、バスの運転手やジャニス、音楽の先生など、キャラクターがみんな良かったな〜。
役者さんたちの演技、特にお父さんの見せ場と、ジェスとレスリー、それに妹のメイベルが生きてる。
ジェスが終盤に向けてどんどん存在感が増していくのは言葉に表現できないし、メイベルには目を離せない何かがある感じ。

レスリーは、チャリチョコよりもこっちの方が良い!それになんとなくキーラ・ナイトレイっぽかったかな。
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タロットカード殺人事件


公式サイト→コチラ

良くも悪くもウッディ・アレンらしかった。私はわりと好きなほうです。
悪いとこってのは、途中ちょっとだらーんとする感じが。人それぞれだろうけど。
あとあんまり私は音楽を気にする方じゃないんだけど、これは音楽がすごい合ってたな〜と思います。
どこかにデュカスの「魔法使いの弟子」が使われてたらもっと良かったのにな。

原題の「SCOOP」のほうがしっくりくるかな。
これを見るときは、謎を解こうとか真犯人は誰?とかそんなことを考えず、軽くウッディならではのコミカルなセリフや仕草を楽しむのがオススメかと思います。

とは言いつつ、殺されちゃった記者のジョーとか秘書とかが気になったりもするけどね。

ウッディのお気に入りだけあって、彼とスカーレット・ヨハンソンのコンビが想像以上に良かった!
名コンビなニオイがします。役者として。
そうなの!この映画、役者としてもウッディがなかなかツボでした!!

ウッディはやっぱりあの事故で・・・ってちょっとしんみりしてたとこへあのラスト。かなり笑わせてもらいました。

ヒュー・ジャックマンが最近の出演作の中で一番かっこいいかも。

水曜日の最後の回に日比谷で見たんだけど、すんごい混んでました。
でも月末の忙しい時にかるーく笑えて楽しかった♪
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Dear フランキー
Dearフランキー
Dearフランキー

公式サイト→コチラ

フランキーのけなげさがたまりません。
ママもおばあちゃんもマリーも、もちろん1日だけのパパのストレンジャーも、出てくる人がみんな優しい。(ホントのパパは除いてね。)

全編に小さな感動や優しさがちりばめられてるけど、特に一番感動したのは、フランキーがジェラルド・バトラー演じるストレンジャーにもらった平たい小石をそっとポケットにしまうところ。

それまで大人びていた、大人にならざるをえなかったフランキーがストレンジャーと過ごす1日ではすごく子供に戻っていた。その思い出なんだな〜と。声に出して聞いた「また会える?」も本当に伝えたかったのね・・・。
ママが最後に見つけた手紙で、フランキーはストレンジャーが本当のパパではないって知っていたことが明らかになるんだけど、結びが「Your friend,」になっていたのが泣けます。

見終わった後は、周りの人に優しくなれそうな、そんな感じの映画でした。

フランキーを演じたジャック・マケルホーン君。「猟人日記」(エミリー・モーティマーも出てる)の男の子だったのね!
またまた難しい役だったけど、セリフがなくて表情だけで演じられるすごい俳優さんです。
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チャーリーとパパの飛行機


公式サイト→ココ

全体的に見ると「いい映画だったね」って感じかな。
チャーリーはパパから飛行機をもらったけど、その時は自転車がほしかったから、パパに飛行機のお礼が言えないままパパは他界してしまう・・・。
なんとかパパに伝えようと、クラスメイトのメルセデスと協力してこっそり家を抜け出す、っていう最後もそれなりにハッピーエンド。

なんで手バナシでほめちぎれないかっていうと、ツッコミどころが多いんだよね。
パパがくれた飛行機。これがチャーリーと意思疎通できるようになって、この飛行機にパパの魂がのりうつったかと思わせるのよ。現にそういうCMもあるし。
でもこの飛行機、結構キョーボーなんです。
「飛行機が生きてる」っていうチャーリーの言葉を信じないで、ママが書斎に飛行機を閉じ込めた時は、窓ガラスを割って飛び出し、外からも窓を突き破って入ってきて家じゅうのものをこわすの。それまで飛行機が赤く光る時は微笑ましかったのに、この暴れてる時に光った時はかなり怖かった。
あとかつての同僚グザビエに対する飛行機の態度。もし飛行機が本当にパパの意志のもとに動いてるなら、パパとグザビエは犬猿の仲だったんだろうね。グザビエ、普通に大怪我してるし。

このへんなんですよ。
ほのぼのとしんみり映画を味わうつもりだったのに、飛行機におびえてる自分に気がついちゃったのよね。

で、良かったところ。
チャーリーに「パパは天国にいると思う?」って聞かれた時のママの答え。
「そうよ」とかさらっと答えずに、「考え方は人による」とか「宗教や文化でも違う」ってしっかり答えてるのが良かった!
ただ立ち直らせようとその場かぎりの返事をしないっていうのはステキ。
あとメルセデスは、この先もずっとチャーリーとともに成長していくんだろうな〜となんとなく感じられる存在で、ポイント高かったよ。

飛行機を砂に埋めて、願い事をしたあとに掘り起こしたら、飛行機は消えてたクダリ。(消えてたら願いはかなう)
予想はついてたけど、じつは最初のほうでチャーリーが「パパに会えるように協力してくれる?」って聞いた時に飛行機はYesの返事をしてるんだよね。
あぁ飛行機は約束を守ったんだな〜と後から気がついたよ。

ま、なんだかんだ言って、亡くなったはずのパパが砂浜を歩いてやってきた時は感動しました。

チャーリーを演じたロメオ・ボツァリスくん。学校の帰りに声をかけられてオーディションを受けるように言われたらしい。それまでは演技するなんてことは考えたこともなかったっていう。。。
フランスにはこんなにかわいい(&立派に役者になっちゃう)小学生がフツーにいるんでしょうか?
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