映画・バレエ・ミュージカルの感想をただつらつらと記録するKittyの忘備録。
基本的にネタバレです、あしからず。
コメント・TB歓迎です♪ でもSPAMが多いので承認制にさせてもらってます・・・。
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ホリデイ


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恋愛のゴタゴタで傷ついたアイリス(ケイト・ウィンスレット)とアマンダ(キャメロン・ディアス)が家を2週間の期限付きで交換し、それぞれL.A.とロンドンの郊外に行って、いろんな人に出会うって話。
まぁ、メインはそれぞれ新しい恋人が期せずしてできることなんだけど、私が1番気に入ったのは、L.A.でアイリスが出会った脚本家のアーサー(イーライ・ウォラック)。
オスカーを受賞したこともあるすごい人なんだけど、老いた姿を見られたくないって、パーティーを断り続けてる人。
それがアイリスに出会ってから、歩行器なしで歩く練習を始めて、どんどん元気になっていく様子がすごくかわいかった♪
演じたイーライ・ウォーラック本人も91歳!!!!!
あんなにひょいひょいって階段を上れちゃったりすごいな〜。
全然気づかなかったんだけど、「ミステイック・リバー」にも出演していたそうな。

メインのキャラ4人、それにプラスアイリスの元彼。なんかみんなちょっとおかしい感じ。・・・アイリスとマイルズ(ジャック・ブラック)はノーマルに近いかなぁ。
現実的に考えると、ツメが甘いところもたくさんあるけど、この映画はきっとそういう風に現実的に見ちゃいけないんだな。
ハッピー・エンドで、安心&楽しい映画でした。

ジュード・ロウについてなんにも触れてないけど、ここ最近の彼の出演作のなかではかなり良かったよ!
Bestジュードは「ガタカ」なんだけどね。
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クィーン


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もともと私はイギリス好き、クィーン好きなので、本当に興味深かった。
どこまでリアルに、あのダイアナが亡くなった夏のロイヤル・ファミリーの様子を描いているのかわからないけど、すごい人間っぽさが感じられて面白かった!

女王のどこが好きかというと、威厳があって、スキが見えなくて・・・っていうところ。この映画で感情的になるシーンを見ても、そこが逆に惹きつけられて、もう女王中毒。
女王中毒だから冷静に感想なんて書けないから、好きなシーンを2つ。

1つは、スコットランドからロンドンに戻って、バッキンガム宮殿の前の花を見ながら一般市民と触れ合うところ。
それまでの女王に対する世論がひどかったから、みんな笑顔でお辞儀する様子を見て、私もホッとしたよ。
すべてがブレアの提案だったとしても、前例になく「女王が首相の提案を受け入れる」という決断を下せたのは、女王がエリザベス2世だったからでしょう。

もう1つは、元クィーンである皇太后とエリザベス2世が、ブレアの提案について歩きながら話しているところ。
私が結婚したばかりだからかもしれないけど、母娘だなぁ・・・と。
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ブラッド・ダイヤモンド


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すごかった・・・。
ダイヤにはあんなに凄惨な殺戮が絡んでいるなんて、想像したこともなかったよ。
冒頭からRUFが一般のアフリカ人たちを皆殺しにし始めて、相当ひいた。
ひいたっていうと語弊があるか・・・。
同じ人種同士で、同じ国民同士で殺し合うのに、なんだかボー然としちゃったよ。

でも事実。
それに、事実に基づいたドラマって好きだから、大半を占める皆殺しシーンにもめげずに見れました。

やっぱり主要メンバー3人の人間関係に結構引き込まれたかも。
元傭兵で密輸業者のダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)、ジャーナリストのマディー・ボウエン(ジェニファー・コネリー)、RUFに息子を取られた漁師ソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)。
始めはそれぞれがお互いを利用するために接触したのに、最後は本当に相手のことを考えてるのが、まぁありがちだけど面白かった。

レオ君は本当に‘無冠の帝王’でした。
何年か前はどうなっちゃうんだろうって心配したけど、いやぁ良い俳優になったね〜とちょっとしみじみ。

それからダイヤ。
何人もの人が同じことを考えたと思うけど、指輪についているダイヤ。これは血にまみれたりしたんだろうか・・・。
一応、日本の市場に出ているダイヤは原産国がハッキリしているらしいけど。
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ナイトミュージアム


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予告を見たときから「これは絶対オモシロイ!」と踏んでた作品。

やっぱり面白かった〜ムード

吹き替え版もあるから、お母さんは「子供向けなの?」って言ってたけど、大人のほうが楽しめたんじゃないかな〜っていう内容。
っていうかお母さんもかなり笑ってた。

主人公のラリー(ベン・ステイラー)はバツイチっていう設定で、元妻やその恋人も出てくるんだけど、そのあたりの難しい話はまったくナシ。「息子のためにしっかりしなさいよ」ってたしなめる女友達みたいな元妻。

で、どうして私が「大人のほうが楽しめる」って思ったかというと、やっぱり知識があったほうが面白さがわかるところが結構あったから。
戦ってる南北戦争のミニチュアたちに向かって、
「悪いけど北が勝つよ。奴隷制度は良くないからね。」
とか、
アフリカ民族に向かってルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)が
「ジャンボ!」
ってあいさつするところとか。
特にこの「ジャンボ!」は字幕に出なかったけど、うひょーって思ったよ。

難しいことを考えないで見れるけど、
「博物館は歴史が息づく場所」
とか
「歴史を勉強しろ」
とか、結構うなずけたわ。
だって、ルーズベルトが博物館の中で思いをよせる女性サカジャウィアって、私知らなかったんだけど、知ってたらもっと面白かったりしたのかな〜とか思うからね。

あとは思いついたことをポンポンと。

一番笑えたところは、ラリーとアッティラが大声で言い合ってるところ。ラリーは適当にフン族の言葉を叫んでるだけなんだけどね。
ファラオのアクメンラーがなかなかイマドキの若者で楽しかった。
西部のミニチュアでオーウェン・ウィルソンが出てて、ちょっと嬉しかった。

ベン・ステイラーって最初はたしか、キャメロン・ディアスとの「メリーに首ったけ」で見たんだけど、最近ホントにコメディーに欠かせない俳優になってるね。
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ドリームガールズ


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私にとってイマイチだったシカゴにくらべると、ドリームガールズはなかなか面白かったかな。
途中で飽きたりはしなかったよ。

「友情」とか「挫折」とか「夢」とか色々キャッチコピーがつけられてるけど、私が一番思ったのは、黒人にとって歌をヒットさせるのは大変だったんだねってことですね。
イイ曲でも黒人局でしか流れてないからって、白人の歌手が先に全国ネットで流しちゃったり。

ストーリー的には、わがままメンバーのエフィ(ジェニファー・ハドソン)がグループを追放されるとこまでは気分爽快で見れたね。
新しくメンバーを入れてドリームズになって、どんどん軌道にのっていくうちにカーティス(ジェイミー・フォックス)のエゴからみんなの歯車が狂っていく。
そのカーティス糾弾グループにエフィが加わってるから、どうもすっきりいかないのよ。
いや、その頃はエフィも改心してるし、復帰活動をつぶされてる張本人だからいいんだけど、でも前半の自己中&ものすごい歌声を知ってるから、
「カーティスもエフィもどっちもどっちじゃん?」
な気分になっちゃった。
この辺が、よく聞く「人間くささ」なのかしらね。

ビヨンセはやっぱりすごかったし、エディ・マーフィーもやっぱり面白かった♪
あと、この映画で唯一感情移入できたキャラクター、C.C.ホワイトを演じてたキース・ロビンソン。彼は良かったね。顔も役柄も。

ラストの解散コンサート。
なんか無理に円満に終わらせてるような気がしないでもないけど、一日たった今日でも
「We are dream girls♪」
のメロディーが耳に残ってるのもまた事実。

<密かに気になってるコト>
ジェニファー・ハドソンが、途中からインパルスの堤下にしか見えなくて困った(汗)
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