映画・バレエ・ミュージカルの感想をただつらつらと記録するKittyの忘備録。
基本的にネタバレです、あしからず。
コメント・TB歓迎です♪ でもSPAMが多いので承認制にさせてもらってます・・・。
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イーストウィックの魔女たち


10月13日に「イーストウィックの魔女たち」を見てきました。
例のごとく2週間以上たってからのレポです。忘れちゃってることも多そうだけど、感想!

最初のアンサンブルを聴いて「やっぱり四季に足りないのはこれだよな・・・」と。
四季よりも東宝の方が迫力があるの。特に男性アンサンブル。
で、キャスト。
メインの女優さんたち、森公美子・マルシア・涼風真世はやっぱりさすが。地味な格好の時とドレス・アップしてきた時で本当にガラッと違う!
フライングシーンはドキドキでした。2階の1番前で見てたからワイヤーがおりてきたのがわかって身構えてたんだけど、涼風真世が目の前に飛んできて、めちゃめちゃ笑顔で拍手しちゃいました。

そしてダリル・ヴァン・ホーンの陣内孝則。
元々ミュージカルの人じゃないのにこのメンバーの中で主役をキチンとやれるのは、やっぱりキャリアの差なのね。いわゆる舞台俳優の歌い方ではないけど、この役だし陣内さんのダリルが確立されてた感じがします。

今回のベスト台詞。
「私は・・・本当に・・・気分がイイ!
(フェリシア・ガブリエルが死んだ直後の夫のセリフ)

ベストな人。
指揮者の塩田さん!
ホントにホントに最高でした。
ミス・サイゴンもお願いします。

ところで、なんでみんなおっぱい型の家に住んでるの?

10月13日マチネ@帝国劇場
ミュージカル / comments(0) / trackbacks(0)
パンズ・ラビリンス


公式サイトはコチラ

もうすでに見た人たちの色んな感想を聞いていたから、覚悟して行きましたよ、スッキリした気分で見終われる映画じゃないって冷や汗

賛否両論あると思うけど、私の中では楽しいとか面白いとかそうじゃないとかは全部置いといて衝撃度はNo.1です。

「外の世界も辛いことがたくさん」
オフェリアがお腹のなかにいる弟に向かって話しかけるセリフが、この時代とオフェリアたちの置かれてる状況の苦しさを物語ってましたねぇ。

子供向けに作ったら「昔々、人間の国に生まれ変わった魔法の国のお姫様が、3つの試練を乗り越えて魔法の国にかえりました」
ってな感じになるんだろうけど、時代をスペイン内戦下に持ってきて、オフェリアが、現実でも魔法側でも追いつめられていくのが、大人向けっていわれるところなのかなと。

1つめのカエル&虫たくさん。私は見ただけで即死なんですけどね(笑)

で、オフェリアはモアナ姫だったのかどうか。。。
どうだったんだろう。オフェリアのためにはモアナ姫であってほしいし、木の枝に花を咲かせてるってことで、やっぱりモアナ姫だったのかな〜。
ラビリンスの行き止まりで、大尉にはパンが見えなかったシーン。とにかく大尉とは生きる世界が違ったんだよね。
そういえばお母さんにもマンドラゴラの泣き声は聞こえてなかったかも。

あー奥が深い。。。でももう一度見るには力がいる・・・。

オフェリアが最後にうっすらと笑ってたのが救い。

万人にオススメできるかって言われると難しいけど、こういう映画があってもいいんじゃないかな。
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ヘアスプレー


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夏にブロードウェイのキャストが来日した時にミュージカルを見たんだけど、ストーリー的には映画の方がわかりやすかった!

いきなり辛口でスタートしちゃうけど、ミュージカルも映画もトレーシーを見てると疲れてしまう私・・・。あっでもこれは個人の好みの問題で、ヘタとかツマランとかそういうわけではありません。

最初の歌ってる場面では「イタイな〜」と思いつつ、見てるうちに慣れてくるのが不思議なトコロなのね。
元がミュージカルだから歌を省いちゃうわけにはいかなかったんだろうけど、ベルマの歌はちょっとナカダルミしたかも。ないほうがテンポよく進んだ気がします。

トラボルタが女装して、おデブなママをやるってのが話題だけど、この役は男の人がやることになってるから全然・・・。トラボルタが歌うってことのほうが興味津々だったヨ。

ミュージカルでも映画でも、トレーシーのパパがイイ味出してました♪
映画の方が全然よかったのが、リンクとペニー。
特にペニー、スポットを当てられてた部分が多かったから、もっとペニーについて見たいな〜と思ってたから満足!

で、映画の最初と最後で全然印象がかわったのがリンク。
設定が60年代のアメリカだから、出演者もなにもかも60年代なのよ。
リンクなんてその筆頭って感じで、ジェームズ・ディーンみたいな、風がふいても揺れません的な髪型で、でも顔は童顔で、最初はそのアンバランスさがビミョーだったの。
でもなんかトレーシーと仲良くなっていくぐらいからだんだんかわいく思えてきちゃったのが不思議ですね。
リンク役のザック・エフロンくんは、ハイスクール・ミュージカルの主演だったねの〜。
今度見てみようかな。

ハジケてコメディたっぷりってイメージばっかり先行してるけど、人種差別問題がテーマにあったりして、考えるとこも多い&先が明るいストーリーです。

実はロンドンに住んでた身としては、ウェストエンド>>>ブロードウェイなんです。同じミュージカルを上演したりしてるのになんでなんだろ。
ちなみに今秋、ロンドンのミュージカルでもヘアスプレーやるんだよね。どんな感じになるのかな。同じ演出でもハジケ度はおさえて、少し落ち着いた感じになるのかな。

なんか映画の感想じゃなくなってきちゃった。
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リトル・ミス・サンシャイン
リトル・ミス・サンシャイン
リトル・ミス・サンシャイン

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面白かったーーぴかぴか
最初は「こんな家族、ギリギリでツライな〜」と思いながら見てたんだけど、自然と最後は「こんな家族イイな〜」に変わってました。

よく考えると、一人一人が抱えてる問題って実は結構現実にあるような気がする。

みんな大嫌いだからしゃべらない。
不幸のドン底だから自殺未遂。

「しゃべらない」「自殺未遂」って行動には移さなかったけど、不幸だって思ったことや、みんな嫌いだって思ったことはあるもん。
おじいちゃんやパパも極端なだけで、元にあるものは意外とそこらへんにあるのかも。

大事件があったわけじゃないけど、みんなミスコンへ向けての1泊2日で挫折を経験して立ち直って、結果的に「やっぱり家族はいいな〜」と思える映画になってる。
ラストシーンが、黄色いバスにみんな飛び乗るシーンなのも、みんな同じ家に帰って行くんだな〜とほのぼのできた!

「泣いてください」っていう感動系じゃなくて、コメディなのに感動。

好きです。こういうの。

「負け犬なのは負けるのを恐れて挑戦しない人のこと」ってかなり良いことを子供には話すおじいちゃんもかなりブッとんでたけど、私はお父さんの最後の変化が面白くてよかった。
ミスコンでブーイングをあびるオリーヴを盛り上げるために家族みんなでステージで踊っちゃう。その先頭を切ったのがお父さん。
いやー、本当は、というか本当に真剣に娘のことを考えてたんだねぇと、笑いながら感動。・・・絵的には笑えるんです。

個人的にはフランク伯父さんにこの先いいことがあればいいな〜と思ってます。
見てるうちにすごい人間味を感じたよ。この人に。

とにかくフーヴァー家に幸あれおはな
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300<スリーハンドレッド>
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いやーすごかったです。
それと、私はかなり表面上しか歴史を知らないな・・・と。っていうか大学が世界史受験だったから、この辺を覚えるのは必死だったよ。

宣伝で言われてたように、今までにないような映像だったけど、戦争モノや人が死んじゃう系が苦手な私はDVDで良かったような。

ホントにホントにこわかったです。

なわけで、イマイチ深く観賞できなかったので、思いついたことをずらずらと。。。

・レオニダス王、見覚えがあると思ったらジェラルド・バトラーだった! 身体つくってきたな〜。彼のアクションを見たのは初めて。
・隊長。唯一スパルタ軍の中で人間らしさを見せてくれたわ。人間らしさっていうか、戦死を「栄誉」ではなく「憎しみ」とか「悲しみ」ととらえてた。
・隊長の息子。悲しいっす。
・名前忘れちゃったけど、左目を失って、王の伝令を伝えるためにスパルタに戻った人。かっこいいです。そしてプラタイアイの戦いで指揮官になるのね!
・ペルシア軍にはクリーチャー(っていうの?鎖につながれた大きな半人間)がやたら多くない?グーニーズを思い出しちゃった(笑)
・クセルクセス王!へぇ〜こんなナルシストっぽい人だったんだ〜とか思ってたら、演じてたのは「ラブ・アクチュアリー」でカール役だったロドリゴ・サントロじゃないの。あのかっこよかった彼が・・・。役柄とスキンヘッドは人を変えるのね。
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