映画・バレエ・ミュージカルの感想をただつらつらと記録するKittyの忘備録。
基本的にネタバレです、あしからず。
コメント・TB歓迎です♪ でもSPAMが多いので承認制にさせてもらってます・・・。
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ウィキッド


劇団四季のウィキッドのページ→コチラ

グリンダ:沼尾みゆき
エルファバ:濱田めぐみ
ネッサローズ:山本貴永
マダム・モリブル:森以鶴美
フィエロ:李涛
ボック:金田暢彦
ディラモンド教授:武見龍磨
オズの魔法使い:松下武史

やー、四季の中で一番面白かった!
というか、モトがないのを見たのが初めてで、ちゃんとストーリーがあるのが良かった。
モトがないっていうと変かな・・・。
たとえばウェストサイド物語もライオンキングも映画があるし、キャッツはストーリーが重要なわけじゃない(と私は思ってる)し・・・。
ウィキッドには「この先どうなるんだろう?」ってストーリーを追うドキドキ感があるの。そんなふうに感じながら四季を見たのが初めてだったのね。

もちろんエルファバの濱田めぐみさんの歌は突出してすごかったし、ディラモンド先生の「動物特別雇用枠で」とか、フィエロの「そんなの無理だよ・・・」とか、エルファバの「これは別に秘密じゃないわ」とか、笑えるセリフも面白かったけど、でもやっぱりウィキッドはストーリーの面白さがダントツだった!!

「あー、こんなふうにつながるのかポッ」っていうスピンオフならではの醍醐味も満載。
だからオズの魔法使いを知ってから見たほうが全然面白いと思います。まぁウィキッド見ようって人はたいてい知ってるか。

そしてそして、ストーリーがわかった今でももう一度見たいぴかぴか

11月17日ソワレ@電通四季劇場・海
ミュージカル / comments(0) / trackbacks(0)
ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた


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アメリカで口コミでじわじわ広がったというこの映画。
なんとなくそれはわかるものの、主人公ジェナのDV超オレ様男な旦那が私的にアウト。いや、アウトを通り越して、ありえない。別世界の出来事。
んなわけで、共感度はかなり下がってしまいましたモゴモゴ
この旦那アールはホント見てると腹が立ってくる。演出だとわかってても、アールになかなか抵抗できないジェナにもちょっとイライラしてきちゃいました。
ま、そのおかげか、赤ちゃんを産んだあとのジェナの一言にはかなりスッキリてれちゃう

そして・・・

オーナーのジョー!

こういう映画には、こういうジョーみたいに主人公の指南役になる人が出てくるもんだけど、わかってはいてもジョーは良かった〜。
ホッとできるポイントでした。
こういうそっと後押ししてくれる存在(小切手はすごいけど・・・)がいるのはいいな〜。
ジョーは気難しくて、ジェナ以外の人はあんまり彼のことを良く思ってなかったんだよね。
現実の世界でもジョーみたいな人はすでにいるのかも。なかなか気づかないだけで。ジェナの場合は妊娠で、自分が変わっていく時にその存在に気づくのかな。

共感度は低かったけど、本音が出てて笑えるところは結構ありました。
もっとこの監督の映画を見てみたかったなポロリ
ご冥福をお祈りします。
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ナチョ・リブレ
ナチョ・リブレ 覆面の神様 スペシャル・コレクターズ・エディション
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コメディかと言われるとそうでもないし、感動的なストーリーかと言うとそれに徹してるわけでもない。
悪く言えばどっちともつかずかな。

でも個人的には嫌いじゃないです。

感動する場面なのにちょっとボケのシーンがあって、でもそのボケはネタ的には面白くなくてすべってる・・・みたいな(笑)

でもねでもね、たぶん見終わった後になんかこうほのぼの〜とした気分になれるのは、「孤児たちのために禁じられたレスリングでのファイトマネーを使う」っていうテーマがあったからだね。

ラムセスとの試合についにシスターが応援に来て、子供たちがみんなナチョのマスクをかぶってるってシーンは、うっかり感涙ポイントよ。

きっとシスターもナチョも独身主義を貫くのをやめて、子供たちを育てたんだな〜、よかったね♪
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サンキュー・スモーキング
サンキュー・スモーキング (特別編)
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何かのDVDの予告に入ってて、面白そうだったのでレンタル。

日本ではあまりなじみのない仕事、ロビイスト。広報担当とかプレスなんかに相当するのかな。主人公ニックはそのロビイスト。大物の。
すごくその議論の巧みさが面白かった。

そう、喫煙が良いとか悪いとかの話じゃなく、情報操作の王ニックの健闘。

情報操作ってきくと「えっ!」ってひいちゃうかもしれないけど、なんていうか一般視聴者の心象をうまく自分側に持ってくるんだな。
それが本当に上手くて痛快!!
「チーズのパッケージにもドクロマークを貼れ」発言とか、ニヤリとできるポイントが満載。

彼の議論(交渉だったかな・・・失念)術が息子のジョーイにもしっかり受け継がれていてGOOD♪
見てる分には面白いけど、自分の生徒にこんなに弁のたつ子がいたら苦しいな・・・。

そうそう、たくさんあるニヤリ・ポイントの中で、私のツボが一番詰め込まれていたのが「モッズ特捜隊」たち。最後はメンバーも増えてた!
ホント、このモッズ特捜隊みたいな仲間がほしいです。

原題は「Thank you for smoking」
FORはどこにいっちゃったのよ。こんなんだから学力が上がらないのよ。
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タロットカード殺人事件


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良くも悪くもウッディ・アレンらしかった。私はわりと好きなほうです。
悪いとこってのは、途中ちょっとだらーんとする感じが。人それぞれだろうけど。
あとあんまり私は音楽を気にする方じゃないんだけど、これは音楽がすごい合ってたな〜と思います。
どこかにデュカスの「魔法使いの弟子」が使われてたらもっと良かったのにな。

原題の「SCOOP」のほうがしっくりくるかな。
これを見るときは、謎を解こうとか真犯人は誰?とかそんなことを考えず、軽くウッディならではのコミカルなセリフや仕草を楽しむのがオススメかと思います。

とは言いつつ、殺されちゃった記者のジョーとか秘書とかが気になったりもするけどね。

ウッディのお気に入りだけあって、彼とスカーレット・ヨハンソンのコンビが想像以上に良かった!
名コンビなニオイがします。役者として。
そうなの!この映画、役者としてもウッディがなかなかツボでした!!

ウッディはやっぱりあの事故で・・・ってちょっとしんみりしてたとこへあのラスト。かなり笑わせてもらいました。

ヒュー・ジャックマンが最近の出演作の中で一番かっこいいかも。

水曜日の最後の回に日比谷で見たんだけど、すんごい混んでました。
でも月末の忙しい時にかるーく笑えて楽しかった♪
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